どどすけブログ

サラリーマン(製造業設計者)のお仕事ブログ。日記です。

話題の炎上事案について

燃えている

 

燃えている

 

もちろん小山田圭吾氏の過去のいじめに関してである。

はてなブログだけでも関連したエントリーを5個ぐらい読んだ。

 

ボクも今回の事に関してはなにかと思うことがあるので書かせてもらう。

 

ちなみに小山田氏個人に対する批判はしていないつもりである。

いじめや人を傷つけるのを楽しいと思っちゃう、そして過去にやったクソなことを武勇伝として語っちゃう人々に対する批判だ。

 

ちなみに小山田氏はすごい才能を持ったアーティストだ。

フリッパーズ・ギターコーネリアスもあまり好きではないのだが、フリッパーズの『ヘッド博士の世界塔』は大好きで大名盤だと思うし、このアルバムを通して超名盤のビーチボーイズの『ペット・サウンズ』を知ることができた。感謝している。

 

ヘッド博士の世界塔

 (無許可サンプリング多数の為廃盤らしいが、聴いたことない人はどうにかしてぜひ聴いてほしい。ほらあるじゃん。赤い再生マークのあのサイト、、、)

 

ペット・サウンズ

ペット・サウンズ

Amazon

 (こちらは説明不要の世界的な名盤。)

 

ボクにとってはそれぐらい影響力があったミュージシャンだ。そこんところはよろしく。

 

 

事案概要

ボクが今さら説明するのも難しい&大変なのでリンクを貼っておく。

news.livedoor.com

 

nice-plus.com

(いじめの内容が詳細に掲載されているのでそういうのが苦手な方はほどほどに。っていっても実際発売された雑誌の内容だが、、、)

 

まあ最低な感じだ。こればっかりは擁護しようがない。

ボクはこの内容を10年ぐらい前から知っている。そのときクソ最低だなと思ったし、これが本人インタビューと聞いて寒気がしたし、小山田氏を見る目は変わり彼の音楽を聴くとこの内容がどうしてもリンクしてしまう。これはどうしようもない。

 

思うこと

まず大前提としていじめは最低だ。

やっぱりこれは外せない。

しかしいじめは最低だが現実にある。

 

もちろんボクが学生の頃にもあった。

小学生の頃、4~5人の仲良しグループ内でいじめがあった。そのグループ内でボクはいじめる側になったあと、いじめられる側になった。(よくある話だ)

ボクは自分がいじめられる側になった途端に耐えきれなくなり親に言いつけ問題にしたヘタレクソ野郎である。

自分が行っていたことが相手にとってはこんなにつらい事なのかとその時初めて気づいたのである。その後自分がいじめてしまった相手に誠心誠意謝罪しもうそのグループからは抜けた。

(ちなみにボクがいじめた相手はボクへのいじめには参加せずグループと距離を置いていた。ボクの謝罪の後も仲良くしてくれた。ありがたかった。)

 

ボクはその時からもうそういう行為は絶対にしないと決めた。自分がやられて嫌なことは他人にしない。当たり前の事なのだがそのときボクは身をもって理解したつもりだ。

(程度の問題ではないと思うがいじめの内容は上記リンクの内容のような壮絶なものではない。しかし最低だしやられたときはとてもつらかった。)

 

 

ボクには溺愛するとってもかわいい息子がいる。息子は一時期発達の遅れが指摘されていた。そのときとても不安になった。

これからの息子の将来についてはもちろんだが、この小山田氏のインタビュー内容を思い出したからだ。

世の中には絶対的にいじめがあり、他人が苦しむのを楽しむような人間がいることをボクは今までの人生で知っている。

ボクのかわいい息子がそんな人間たちの標的になったらと思うとたまらなく不安になった。

気づけたら助け出す自信はあるが絶対に気づいてあげられるかと考えるとその自信はないからだ。

やはりこれは人の親になってから生まれた感情だと思う。自分の子供にはなるべく理不尽なつらい目にはあってほしくない。幸せにすごしてほしいと心から思う。

(多少の苦労は仕方ないがいじめや犯罪に巻き込まれるのは違う。)

そして自分が過去に行った行為によってこの子に悪影響があるんじゃないか、とても不安になる。小山田氏もそのような感情に苦しんだこともあるかもしれない。完全な憶測だけど。

(余談だが子供が生まれた後は残酷系のマンガが読めなくなった。すべて自分の子供や家庭に置き換えてしまうためとてもじゃないが耐えられない。)

 

 

ボクはいじめや犯罪など人を傷つけることを楽しんでやる人たちは絶対どこかでしっぺ返しがくると思っていた。ボクが誰かにしたいじめがそのままボクに返ってきたように。しかし現実ではそうでもないのかな?とも30年間近く生きて思っていた。

 

それが今回の炎上でこれからの時代は確実にしっぺが返ってくることになるのだろうと確信に変わった。

 

小山田氏のいじめ問題は一部の人からしたらなにを今更という感もあるだろう。正直ボクもそうだった。1990年生まれのバリバリゆとりぬるま湯野郎のボクからしたらなぜ彼のいじめ問題は当時大きく取り上げられなかったのだろう、干されていないのだろうと不思議に思っていた。しかし才能があればなんとかなっちゃう時代、世の中なんだなとおかしな納得をしていた。(もしかしたらもう何か辛いことが起きているのかもなとも思っていたが。)

だけど今回このタイミングで炎上している。やっぱりダメなのだ。やっちゃいかんことはやっちゃいかんし、今までそういうことをやってきたのに何事もなく過ごせてきちゃった人はこれから大変なことになるんだと思う。

 

そういえば去年だか今年からは『風の時代』というのに変わったらしいのでそういう時代みたいだ、、、、知らんけど。

 

もし今いじめや人を傷つける行為をしている人がいればぜひやめていただきたい。その行為は絶対に自分に返ってくる。直接的ではなくても愛する家族を手に入れたとき、大切な人を得たときに後悔する事になる。今のうちだ。

 

そんなことするよりも楽しく刺激的なことなんていくらでもあると思う。本当は音楽はめちゃくちゃ楽しいぜ!って言いたいけど誰かさんのせいでそんなこてゃ言えないので野菜育てたり、家具DIYしたり、パソコンでプログラミングしたり楽しいぜ!

そういうことにエネルギーを使ってくれ!と切に願います。

 

 

 

最後にもう一度名盤のリンク貼っておきます。

ヘッド博士の世界塔

 マジでかっこよくて天才なんだけどね、、、、